2012.03.28 Wed
小菅沼 春の試食会
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小菅沼で春の試食会があり、お呼ばれしてきました。
小菅沼とは、魚津市の小さな山間いの集落です。
ヤギと頬かむりしたおばあちゃんたちが住んでいるところです。


↑集落で生まれたばかりの子ヤギ
この小菅沼、テレビ局勤務時代に、ドキュメンタリー番組を作った
その舞台なのです。
その縁で今でも遊びに行ったりしています。
(「日日是好日 ヤギとサルとばあちゃんと」BBTにてOA
俳優の地井武男さんがナレーションをしてくださいました)
ヤギとばあちゃんしか住んでいない過疎の村、
でもそこはほのぼのした可笑しさと
びっくりするほどの逞しさがあって、
とにかく愛おしくなる場所です。
過疎の村で年を重ねるおばあちゃんたちですが、
かわいそうな気配はみじんもない、
その生きる姿勢をかわいそうというのは
無礼というか、わかってないなぁというか、
そんな感じなのです。
もちろん、相当の苦労があるのは間違いありませんが、
こっちがしゃんと背筋を伸ばしたくなる尊さなのです。
本題に戻って・・・
春の試食会です。
小菅沼の集落には、その魅力に惹かれて、
たくさんのひとがお手伝いに来てくれます。
集落のばあちゃんたちと、小菅沼ファンが力を合わせて
村おこしに取り組んでいます。
小菅沼のよさは、ひとだけでなく自然も、
もちろん自然の食材も。
都会から農業体験や観光で訪れたひとたちに食べてほしいものを
ピックアップし、市内の旅館の方や朝市の関係者などに
披露したのです。←試食会




↑(左から)集落で採れた古代米やむかご入りごはんのおにぎり、ふきのとう味噌のお焼き
集落で採れた野菜の漬物(キャベツの丸漬けも)、煮物
集落で飼っているヤギのミルクで作ったヨーグルト
とにかく余計なものは加えない、自然のおいしさがあります。
空気もいいし、水もいいし(すぐそこの湧水)、
原点だなぁとしみじみ感じました。
いまはモノが溢れている時代、
本当は何が大切で、何が必要なのか、
よくよく感じ取っていきたいものです。
おっと・・・
主役のおばあちゃんたちの写真を撮り忘れましたが、
それはまた次回に。。。(汗)